「ファーム ウィズ ブラウニーズ」のルールはこれでバッチリ!

各ボードゲーム紹介

今回紹介するのはイラストがとてもかわいい「ファームウィズブラウニーズ」!
場にあるカードを何を獲得し、何を手札に残すか?勝利点を多く生産するか、建物カードで勝利点を積み上げるか?
場の状況で戦略を考えるのが楽しい、かわいいだけじゃないこのゲーム、是非遊んでみて下さい!

ゲームの目的

ブラウニー達が住む町で商売を行い、お店を建ててブラウニー達の協力を得ながら、先に勝利点を10点分集める事を目指します。

ゲームの準備の前に、各カードの紹介

このゲームは自分が持っているカードを支払い、場にあるカードを獲得していくというものです。
その為、まずは各カードの見方から説明させて下さい。カードの種類は全部で5種類あります。

・開業資金カード

ゲームの開始時に各プレイヤーに1枚づつ渡されるお金のカードです。
開業資金カードは3~6枚のコインが描かれており、ゲームのスタートプレイヤーから時計回りで、コインの描かれている枚数が、3枚→4枚→5枚→6枚のカードを配ります。

開業資金カードはプレイ人数で使用するカードが変わり、3人プレイなら6枚のコインが描かれているカードを、2人プレイなら6枚と5枚のコインが描かれているカードはゲームで使いませんので、箱の中に戻しておくか、ゲームから除外しておきます。

また、カードに記されているコインの数字は”価値”と呼ばれ、カードの中に描かれている(下の欄の中や、後述する左上にある)コインの中に3と数字が記されている場合、”価値3”を持つカードという事になります。

・資源カード

この後紹介する 商品カードを獲得するための基本となるカード達です。
このゲームは手札からカードを支払い、条件の合った場にあるカードを獲得していくものですが、例外的に資源カードは何も支払うことなく獲得する事を選べるカードです。


・商品カード(1次商品/2次商品)

各商品カードや後述する建物カードを獲得するのに必要なカード達です。
商品カードには”1次商品カード”と”2次商品カード”の2種類があり、カードの特性自体は一緒ですが、1次商品カードは獲得しやすく 複数枚あるカードが存在するのに対し、2次商品カードは価値が高く 各カードも1枚づつしかないという違いがあります。
商品カードの獲得には、手札から条件の合ったカードを支払う以外にも獲得する方法があります。
そちらはルール説明の時に紹介いたします。

・建物カード(基本建物/建物)

このゲームで最も重要なカード達です。
建物カードは勝利条件である勝利点をもっており、更にプレイヤーに追加の行動を行わせる効果をもっていたり、更なる勝利点を生産する効果をもっているものもあります(効果はもっていないが勝利点の高いカードというのもあります)。

建物カードは”基本建物カード”と”建物カード”の2種類があり、ルール説明の時にも紹介しますが、ゲーム開始前の準備に基本建物カードを、基本建物カードの準備ができたら建物カードを使用する流れとなります
建物カードも 商品カード達と同様に、右上の必要素材を支払うか、左上に記されている以上の価値を支払えば獲得できます。

建物カードを獲得した場合、そのカードは手札ではなく自分の場に表側の状態で縦にして置いておきます。

・勝利点カード

特定の建物カードの効果で獲得する事が出来るカードです。
獲得したら、建物カード同様自分の場に表側にして置いておきます。

ルールの所で説明します”生産”と”売買”で、建物カードと勝利点カードは支払いにあてる事はできません。

以上が各カードの紹介でした。
それではゲームの準備とルールを紹介します。

ゲームの準備

まずは場の準備を行います。
建物カードの中にある「基本建物カード」5枚全てを裏向きでよく混ぜ、〈プレイ人数+1枚〉を表側にして場に並べます。
残った基本建物カードはそのゲーム中では使用しないので箱に戻すかゲームから除外しておきます。

その後、「建物カード」を裏向きでよく混ぜ、並べた基本建物カードの数が4枚以下なら、5枚になるように建物カードの山札の上から1枚づつ表にして場に並べます。

残った建物カードは並べたカードの横に置いておきます。

次に「2次商品カード」全てを裏向きでよく混ぜ、建物カードの下に5種類表側にして並べます。
残りは横に置いて山札とします。

「1次商品カード」も同様に並べます。
この時同じ種類のカードがめくれた場合、同じ種類同士で重ねておきます。

最後に 資源カードをプレイ人数分の枚数にしてそれぞれ種類ごとに並べ、横に勝利点カード全てを表側にして置いたら場の完成です!

場が完成したらじゃんけん等でスタートプレイヤーを決め、その後スタートプレイヤーから時計回りに「開業資金カード」を価値3→価値4→価値5→価値6の順で配ります。

全員が開業資金カードを手札に加えたらいよいよ、ゲームスタートです!

ゲーム開始!町1番の商会を目指そう!

手番プレイヤーは以下の順番で行動を行います。

1・場のカードの補充
2・アクション(生産or売買)とブラウニーアクション

それぞれ説明します。

1・場のカードの補充

前の手番プレイヤーが場からカードを獲得し、並んでいる商品カードや建物カードが4種類以下になっている場合、対応している山札の上から5種類並ぶように1枚づつ並べます。

もし対応する山札が切れている場合、捨て札を裏向きでよく混ぜ 新たな山札として補充します。

2・アクション(生産or売買)とブラウニーアクション

プレイヤーは「生産」か「売買」をどちらか1回行います。

◦生産と売買の説明

「生産」は場のカード1枚を選択し、手札から選択したカードの右上に記されている素材のカードを支払う事で、選択したカードを手札に加える事が出来ます。

支払ったカードが資源カードならそれぞれの元の場所に、
商品カードなら対応する山札の横(場に並べている方とは反対)に捨て札としてまとめて置いておきます。

獲得したいカードの右上のアイコンが カードが傾いたアイコンになっている場合、記されているアイコンのカードを手札から見せるだけで、選択したカードを獲得する事が出来ます。


手札に複数生産できるカードがあっても生産で獲得できるのは1手番に1枚までですのでご注意下さい。

「売買」は手札のカードの下の欄に記されている金貨の価値分以下の、場にあるカードを獲得する事ができます。

売買は 「1枚と1枚」「複数枚と1枚」「1枚と複数枚」のやり取りが可能で、手札から2枚以上支払って、その合計値分以下の場のカード1枚を獲得したり、
逆に手札から1枚支払って、支払った価値以内でおさまるように場のカードを複数枚獲得する事も可能です。

ただし、手札から複数枚支払った場合、場から獲得できるのは1枚までとなります。
「複数枚と複数枚」での売買はできませんのでご注意下さい。

◦ブラウニーアクション

ブラウニーアクションは 自分の場に獲得してある建物カードの効果を、1手番に1枚につき1回使用する事が可能な追加のアクションです。

建物カードの下の欄の左側に記されているアイコンのカードを手札から支払う(または見せる)事で、右側に記されているアイコンのカードを生産・売買する事が出来ます。

ブラウニーアクションはプレイヤーが行うアクションの前でも使用可能で、
”ブラウニーアクション”→”プレイヤーのアクション”→”ブラウニーアクション”という順番で行っても構いません。

また、建物カードは獲得した時点でブラウニーアクションが行えます。

ブラウニーアクションは プレイヤーのアクションと違い、効果を使用しないで手番を終えても問題ありません。

手札の制限と制約

このゲームは手札は7枚までという上限があり、手札が8枚になるような生産・売買・ブラウニーアクションは行えない制約があります。

このルールは手札の枚数が対象ですので、自分の場の建物カードや勝利点カードは数には含みません。

【工務店】【万屋】【交易所】【卸問屋】【市場】

ここでは、自分が遊んでいた時に効果の内容があまり理解できなかった5枚の建物カードを紹介します。もし同じ悩みを持っている人の参考になればと思います。

【工務店】

建物カード1枚を”売買”で獲得する。獲得する際、支払うカードは複数枚でも構いません。

【万屋(よろずや)】

手札から価値3以上を支払い(複数枚で支払っても構いません)、1次商品の山札の上から1枚を手札に加えます。

【交易所】

手札から”1次商品カード”1枚を支払い、支払った価値以下の場にある1次商品のカードを手札に加えます。

【卸問屋】

場にある獲得したい”2次商品カード1枚”を、その価値以上になるよう手札のカードを支払い売買する事ができます。
支払うカードは複数枚でも構いません。

【市場】

手札から”2次商品カード1枚”を支払い、支払ったカードの価値以下分まで場のカードを手札に加える事ができます。
加えるカードは複数枚でも構いません。

ゲームの終了と勝者の決定

ゲームの進行中に

・プレイヤーの誰かが勝利点を合計10点以上獲得
・場にある勝利点カードが全て無くなった

このどちらかの条件が達成された場合、その瞬間ゲームは終了となります。

”10点以上を獲得したプレイヤー”
”勝利点カードが場から無くなった時、最も勝利点の高いプレイヤー(最も高いプレイヤーが複数いる場合、その全員)”

がこのゲームの勝者となります。

ブラウニー達の協力を得ながら商店を広げ、町一番の勝者(商社)になりましょう!

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